創業融資を受けるためには銀行の審査があります。
創業融資を受けるほぼすべての人は
事業融資の審査を受けるのは初めてです。

もし、一度審査で落ちてしまうと、
次の審査を受けるまでには時間を開ける必要があるので、
なるべく審査で落ちないような対策しておく必要があります。

どんな対策をすればいいかわからないかもしれませんが、
審査で対策するべきポイントは8つです。
この8つの対策をしておけば融資を受けることができて、
十分な資金を創業に回すことができます。

創業期というのは特に事業が軌道に乗るまでは
時間や労力などを最大限事業に使いたいですよね。

事業がうまくいくかどうかは
どれだけ事業に全力投球できるか?

ここにかかっているといっても
過言ではありません。

今回は、創業融資の審査に向けてどんな対策をしたらよいのかについて
お伝えします。

融資の審査とは?たった一言で説明します。

融資の審査というと、

  • 事業計画が必要
  • 自己資金を用意する
  • 事業の経験

など色々と思い浮かぶと思います。
色々なことを言われると結局何が大切なんだ?
とわからなくなってしまいますよね。

そこで、融資の審査について一言でお伝えします。
銀行の融資の審査は、

貸したお金が本当に返ってくるか

のことです。

銀行は預けてもらったお金を融資という形で運用して
お金を稼いでいます。
なので、貸しているお金というのは
いずれは預けてくれた預金者、つまりは私たちですが
返す必要があります。

もし貸したお金が返ってこない場合は、
銀行がその返ってこなかったお金を補填して支払わなけれいけません。
つまり、銀行は損をしてしまいます。

だから銀行は貸したお金は絶対に返してもらう必要があるわけです。

絶対に返してもらうために
色んな視点で貸す相手のことを調べて
問題無いと判断されれば融資を受けられるわけですね。

では、銀行の審査はどんな視点で行われるのでしょうか?
審査の視点として大きく2つあります。

  • 経営者について
  • 事業計画について

では、具体的どんな内容を審査するのか見ていきましょう。

経営者について

創業の動機

まずは創業の動機です。
ここは軽視されがちですが、
審査する側も人間です。
熱意のこもった創業動機であれば
審査する担当者も何とか力になってあげたいと
心が動くものです。

また、思いつきで創業したと判断されると、
審査が通りにくいです。

  • 創業に向けて計画的に準備してきた
  • この事業を通して社会をもっとよくしたい

こういった計画性や社会性を掘り下げて
創業動機を固めていきましょう。

事業経験の有無

事業経験についてです。
事業経験があるか無いかは
自己資金がどれくらいあるかと並ぶ
最重要審査ポイントの1つです。

今はインターネットや書籍などで調べることは容易ですが、
ただ知っているということと
実際に経験したことがあるかは
全くの別物です。

ですので、今までやってきたことと
これから創業する内容とで関連があることがないかを調べて
関係するものを調べていきましょう。

飲食店でずっと調理をやってきたけど
店長などの経営経験があるのと無いのとでは
通りやすさが違ってきます。
調理だけでは数字部分がわからない可能性がありますが、
店長をやっていれば店全体の数字を管理していて
経営者として必要な能力を身につけていると思われる可能性が
非常に高いです。

また、関係しているかしていないかを判断するのは
審査する側です。
審査する側が納得するような説明を心がけましょう。

個人の信用情報

経営者の信用情報も問題になります。
例えば過去に延滞が続いてブラックリストに載っている場合などは
審査に通る確率が極端に減ります。

そもそも、ブラックリストに載るということは
信用度が低い=お金を返してくれないということに繋がってしまいますからね。

ただ、何か理由があったり、
その後は問題無く支払いなどをしていて
納得いく説明ができる場合は
挽回できる可能性もありますので、
もし心当たりがある場合は
しっかりと対策をしましょう。

自己資金について

自己資金については事業計画の部分でも関係しますが、
非常に重要な審査のポイントになります。

自己資金はまとまった金額を準備する必要があるので、
中々たまりません。
計画的にためていかないと準備できません。

その自己資金をしっかり貯められているということは、
創業に向けて計画的にやってきたということが
客観的に判断されるのです。

なので、しっかりと自己資金を準備できた場合は
審査の際も高評価を受けられます。

ただし、「見せ金」といって
一時的に通帳に移して自己資金があるように見せかけた場合、
それは自己資金として判断されません。

急にまとまったお金が入っていたら
怪しいですよね。

もちろん退職金などちゃんとした理由が場合は、
説明や資料などでしっかりと説明しましょう。

次は事業計画についてです。

事業計画について

事業計画書では、
今まで説明してきた創業動機や事業経験などの他に
どのようなお金の動きになるのかを書く部分があります。

ここに関しては慣れていない人も多いかもしれませんが、
この事業計画も創業融資の審査の判断対象です。
しっかりと対策しましょう。

事業のお金の動き

まずは今回の事業でどのようにお金が回っていくのかを
イメージしてください。

飲食店でイメージしてみましょう。

大まかな売上については、
月の稼働日数、目標平均客単価、席数をかけていくと
計算できます。
平日と週末、休日では稼働状況が変わりますので、
そこも考慮しましょう。

その後、経費の支払があります。

食材や飲み物はもちろん、
家賃や水道光熱費、アルバイトを雇う場合は人件費など、
月に発生するお金があります。

これらを組み立ててみるのです。

まずは月で組み立てて、
後は提供する料理などの特性を見て
閑散期、繁忙期などを考えながら
年間に直していきましょう。

事業計画の妥当性

次は立てた計画が実現可能かどうかを
検討してみましょう。

  • 売上は実現可能な額になっているか
  • 必要な支払いは抜けていないか
  • この計画で借りたお金は返済できるのか

などをもう一度見直しましょう。
自分ではない人の目で見てもらうと
見落としてしまった部分を確認しやすいですね。

銀行の目線は基本的に堅く、堅くです。

最初から従業員を何人も入れてという計画よりも、
必要最低限の従業員でまず事業の基礎を築いていくという計画のほうが
通りやすいです。

資金使途

資金使途というのは、
見落としがちですが重要です。

事業というのは数字上の動きと実際のお金の動きが一致しないことが
多々あります。
黒字倒産もその例の一つですね。

そのズレてしまったお金を補填するというのが
融資という制度なのです。

ですので、
必要ないお金というのは基本的には借りることができません。

なので、今回お金が必要なのかということを
説明しないといけません。

融資の制度の上限金額が1000万円だから1000万円借りたいですというのは、
理由になっていません。

今回の創業で全部で1500万円必要で、
自己資金として500万円用意してきたけど1000万円足りない。
なので、1000万円のお金が必要です。
というような説明を求められます。
もちろん、どんなものに1500万円かかるのかという説明も
必要ですね。

自己資金

先ほど経営の部分でも出てきましたが、
事業計画の部分でもポイントとなります。

創業して計画よりもうまくいく場合があります。
逆に、創業したものの
事業がうまくいかないという場合もあり得ます。

こればかりは審査する側でも検討がつきません。

なので、貸す金額はなるべく抑えたいと
銀行は考えています。

そこで自己資金があると
融資する金額を抑えることができますよね。
また、一時的にその自己資金を他の支払に充てて
しのぐといった使い方もできます。
自己資金が多いと余力があると
考えることができるわけです。

ですので、自己資金がどれくらいあるかは
審査の重要なポイントになるわけですね。

まとめ

今回は創業融資の審査のポイントと
対策方法についてお伝えしました。

審査というと不安に思う方も多いですが、
しっかりと対策すれば恐れることはありません。

融資を受けて事業を進めていきましょう。

もしお伝えした中に満たしていない項目がある、
事業計画の立て方がよくわからない、
などの場合は諦める必要はありません。

弊社にご相談頂ければ、
銀行で実際に融資審査をしていた者が
あなたが創業融資を受けられるようにお手伝いさせて頂きます。

よろしければお問い合わせフォームよりご連絡ください。